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by hikaku-jinbun
| 2014-12-31 00:00
| 目次
人類文化遺産テクスト学研究センター主催 公開講演会を以下の通り開催いたします。
2014年8月8日(金)15:00~17:00
会場:名古屋大学全学教育棟406号室
「韓国・台湾における日本語日本文学の諸問題」
◆梁 慶模(木浦大学)
日本語教育と国際交流
◆曹 景惠(国際日本文化研究センター)
三聖派遣説からみる無住の思想傾向
※終了後に懇親会を開催いたします。
2014年8月8日(金)15:00~17:00
会場:名古屋大学全学教育棟406号室
「韓国・台湾における日本語日本文学の諸問題」
◆梁 慶模(木浦大学)
日本語教育と国際交流
◆曹 景惠(国際日本文化研究センター)
三聖派遣説からみる無住の思想傾向
※終了後に懇親会を開催いたします。
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by hikaku-jinbun
| 2014-08-05 16:59
人類文化遺産テクスト学研究センター主催 公開セミナーを以下の通り開催いたします。
2014年7月17日(木)17:00~19:00
会場:名古屋大学文学部棟 大会議室
◆畝部 敏也(名古屋大学文学研究科)
『仏頂尊勝陀羅尼』関連の新資料について
◆佐々木 大樹(大正大学非常勤講師・智山伝法院常勤講師)
法隆寺貝葉「仏頂尊勝陀羅尼」をめぐって
-特に松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』に注目して-
※終了後に懇親会を開催いたします。
〈発表要旨〉
*『仏頂尊勝陀羅尼』関連の新資料について/畝部 敏也*
数多の仏典の中で最も広く信仰を集め、多く関連する文物が残っているものは何か。
有名な大乗経典である『法華経』でも『般若心経』でもなく、
意外なことに、『仏頂尊勝陀羅尼』という小テキストであろう。
今回の発表では、近年行っているタイに伝わるパーリ語写本研究の成果として、
この『仏頂尊勝陀羅尼』の因縁譚をパーリ語で伝えるUṇhissa-vijayaについて報告する。
また、パーリ語写本研究の一環として、日本に古くから遺される、
タイより伝わったと思われる貝葉写本の調査も行っているが、
去る2014年3月に平戸松浦資料館で行った調査研究のなかで、同館に伝わるパーリ語写本が、
鎖国前にアユタヤからもたらされたと思われる貝葉写本の精巧なレプリカであることを発見した。
このパーリ語写本とともに、
法隆寺に伝わる有名な梵文貝葉写本(『仏頂尊勝陀羅尼』を含む)のレプリカも発見したが、
これらのレプリカの作成には、松浦静山及び木村蒹葭堂といった著名な人物も関わっていると思われ、
大変興味深い。この点についてもあわせて報告する。
*法隆寺貝葉「仏頂尊勝陀羅尼」をめぐって
-特に松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』に注目して-/佐々木 大樹*
「仏頂尊勝陀羅尼」(uṣṇīṣa-vijaya-dhāraṇī)は、
中央~東アジアにおいて広く流通した密教典籍であり、日本でも盛んに信仰された。
本発表では、日本に伝来された仏頂尊勝陀羅尼の資料のうち、
法隆寺所蔵「梵本心経并尊勝陀羅尼」(法隆寺貝葉:国宝)について取り上げる。
最初に仏頂尊勝陀羅尼の概論として、経典や陀羅尼の内容や相互関係について触れる。
その上で法隆寺貝葉に注目し、その模写である浄厳(1639~1702)『貝葉訳経記』、
宗淵(1785~1859)『阿叉羅帳』、さらに松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』と比較し、
テクストの相互関係、伝承の系譜等を探る。
2014年7月17日(木)17:00~19:00
会場:名古屋大学文学部棟 大会議室
◆畝部 敏也(名古屋大学文学研究科)
『仏頂尊勝陀羅尼』関連の新資料について
◆佐々木 大樹(大正大学非常勤講師・智山伝法院常勤講師)
法隆寺貝葉「仏頂尊勝陀羅尼」をめぐって
-特に松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』に注目して-
※終了後に懇親会を開催いたします。
〈発表要旨〉
*『仏頂尊勝陀羅尼』関連の新資料について/畝部 敏也*
数多の仏典の中で最も広く信仰を集め、多く関連する文物が残っているものは何か。
有名な大乗経典である『法華経』でも『般若心経』でもなく、
意外なことに、『仏頂尊勝陀羅尼』という小テキストであろう。
今回の発表では、近年行っているタイに伝わるパーリ語写本研究の成果として、
この『仏頂尊勝陀羅尼』の因縁譚をパーリ語で伝えるUṇhissa-vijayaについて報告する。
また、パーリ語写本研究の一環として、日本に古くから遺される、
タイより伝わったと思われる貝葉写本の調査も行っているが、
去る2014年3月に平戸松浦資料館で行った調査研究のなかで、同館に伝わるパーリ語写本が、
鎖国前にアユタヤからもたらされたと思われる貝葉写本の精巧なレプリカであることを発見した。
このパーリ語写本とともに、
法隆寺に伝わる有名な梵文貝葉写本(『仏頂尊勝陀羅尼』を含む)のレプリカも発見したが、
これらのレプリカの作成には、松浦静山及び木村蒹葭堂といった著名な人物も関わっていると思われ、
大変興味深い。この点についてもあわせて報告する。
*法隆寺貝葉「仏頂尊勝陀羅尼」をめぐって
-特に松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』に注目して-/佐々木 大樹*
「仏頂尊勝陀羅尼」(uṣṇīṣa-vijaya-dhāraṇī)は、
中央~東アジアにおいて広く流通した密教典籍であり、日本でも盛んに信仰された。
本発表では、日本に伝来された仏頂尊勝陀羅尼の資料のうち、
法隆寺所蔵「梵本心経并尊勝陀羅尼」(法隆寺貝葉:国宝)について取り上げる。
最初に仏頂尊勝陀羅尼の概論として、経典や陀羅尼の内容や相互関係について触れる。
その上で法隆寺貝葉に注目し、その模写である浄厳(1639~1702)『貝葉訳経記』、
宗淵(1785~1859)『阿叉羅帳』、さらに松浦史料博物館所蔵『大倭國法隆寺所蔵貝多羅梵経』と比較し、
テクストの相互関係、伝承の系譜等を探る。
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by hikaku-jinbun
| 2014-07-15 17:59
「アジアの中の日本文化」研究センター主催 国際研究集会を以下の通り開催いたします。
「東アジア文化遺産をめぐる交流と形成-イメージとテクスト-」
2014年3月7日~9日
3月7日(金) 会場:名古屋大学全学教育棟4階会議室
13:30~15:00 講演
ロナウド・トビ(イリノイ大学教授)
名古屋を訪れた朝鮮通信使の海外-「朝鮮通信使歓待図屏風」を読む-
15:30~16:30 ラウンド・テーブル
3月8日(土) 会場:名古屋大学全学教育棟4階会議室
11:00~12:00 オープンレクチャー
人類文化遺産テクスト研究センターへの提言
13:30~15:00 講演
ブライアン・ルパート(イリノイ大学教授)
聖教、修行者ネットワークとその移動-修学文化と中世日本仏教「聖典」形成の再考-
15:30~16:30 ラウンド・テーブル
3月9日(日) エクスカーション 場所:松本市(馬場家住宅など見学)
「東アジア文化遺産をめぐる交流と形成-イメージとテクスト-」
2014年3月7日~9日
3月7日(金) 会場:名古屋大学全学教育棟4階会議室
13:30~15:00 講演
ロナウド・トビ(イリノイ大学教授)
名古屋を訪れた朝鮮通信使の海外-「朝鮮通信使歓待図屏風」を読む-
15:30~16:30 ラウンド・テーブル
3月8日(土) 会場:名古屋大学全学教育棟4階会議室
11:00~12:00 オープンレクチャー
人類文化遺産テクスト研究センターへの提言
13:30~15:00 講演
ブライアン・ルパート(イリノイ大学教授)
聖教、修行者ネットワークとその移動-修学文化と中世日本仏教「聖典」形成の再考-
15:30~16:30 ラウンド・テーブル
3月9日(日) エクスカーション 場所:松本市(馬場家住宅など見学)
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by hikaku-jinbun
| 2014-02-28 15:14
| 科研研究会
比較人文学先端研究特別演習公開研究集会(クリスマス研究会)を以下の通り開催いたします。
「書物の王国」
12月21日~23日
12月21日(土) 「愛知の文庫の近代」
会場:西尾市岩瀬文庫(愛知県西尾市)
西尾駅から徒歩20分、西尾口駅から徒歩13分
時間:13:00~16:30
塩村耕(名古屋大学教授)
岩瀬弥助と岩瀬文庫―悉皆調査を通して見えてきたこと―
藤井奈都子(愛知大学非常勤講師)
羽田八幡宮文庫の図書館活動について
長谷川端(中京大学名誉教授)
河村文庫と村上文庫の特色
司会進行:阿部泰郎(名古屋大学教授)
※発表順は当日変更される可能性があります
12月22日(日)・23日(月・祝)「愛知の文庫と典籍―その豊饒なテクストの世界を探る」
=12月22日(日)=
会場:名古屋大学文系総合館7Fカンファレンスルーム
13:00~18:00
野村辰美(熱田神宮文化研究員)
熱田神宮の典籍について
阿部泰郎(名古屋大学教授)
真福寺大須文庫と猿投神社の典籍
桐原千文(蓬左文庫文庫長)
蓬左文庫蔵書と愛知教育大学付属図書館所蔵尾張藩旧蔵書について
高橋享(名古屋大学名誉教授)
古今著聞集の絵入り本-チェルヌスキ本を中心に
※18:00~20:00 懇親会
=12月23日(月・祝)=
10:00~12:00
ワークショップ「奥三河の儀礼・芸能とテクスト」
・松山由布子(名古屋大学文学研究科博士研究員)
奥三河の宗教文化と文字記録―花太夫家所蔵文献を通して―
・花祭資料の閲覧
13:30~17:00
三好俊徳(名古屋大学文学研究科研究員)
一宮龍光寺所蔵大般若経について―外宮と真福寺
井上和歌子(文学博士)
大須文庫所蔵『倭名類聚抄』調査から見える文庫に関わる事柄
牧野淳司(明治大学准教授)
大須文庫所蔵の表白集について
阿部泰郎 総括
「書物の王国」
12月21日~23日
12月21日(土) 「愛知の文庫の近代」
会場:西尾市岩瀬文庫(愛知県西尾市)
西尾駅から徒歩20分、西尾口駅から徒歩13分
時間:13:00~16:30
塩村耕(名古屋大学教授)
岩瀬弥助と岩瀬文庫―悉皆調査を通して見えてきたこと―
藤井奈都子(愛知大学非常勤講師)
羽田八幡宮文庫の図書館活動について
長谷川端(中京大学名誉教授)
河村文庫と村上文庫の特色
司会進行:阿部泰郎(名古屋大学教授)
※発表順は当日変更される可能性があります
12月22日(日)・23日(月・祝)「愛知の文庫と典籍―その豊饒なテクストの世界を探る」
=12月22日(日)=
会場:名古屋大学文系総合館7Fカンファレンスルーム
13:00~18:00
野村辰美(熱田神宮文化研究員)
熱田神宮の典籍について
阿部泰郎(名古屋大学教授)
真福寺大須文庫と猿投神社の典籍
桐原千文(蓬左文庫文庫長)
蓬左文庫蔵書と愛知教育大学付属図書館所蔵尾張藩旧蔵書について
高橋享(名古屋大学名誉教授)
古今著聞集の絵入り本-チェルヌスキ本を中心に
※18:00~20:00 懇親会
=12月23日(月・祝)=
10:00~12:00
ワークショップ「奥三河の儀礼・芸能とテクスト」
・松山由布子(名古屋大学文学研究科博士研究員)
奥三河の宗教文化と文字記録―花太夫家所蔵文献を通して―
・花祭資料の閲覧
13:30~17:00
三好俊徳(名古屋大学文学研究科研究員)
一宮龍光寺所蔵大般若経について―外宮と真福寺
井上和歌子(文学博士)
大須文庫所蔵『倭名類聚抄』調査から見える文庫に関わる事柄
牧野淳司(明治大学准教授)
大須文庫所蔵の表白集について
阿部泰郎 総括
#
by hikaku-jinbun
| 2013-12-18 10:59
| 科研研究会